まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

昭和の暮らし(3)

祖母がつけていた、昭和27(1952)年12月の家計簿から。
牛乳代868円。大晦日にひと月分を一括払いしている。購入先は、恐らく近所の酪農家。5年後の1957年頃、鍋を持たされてお使いに出された記憶がある。子どもの脚で北へ2,3分ほどの畜舎に繋がれていたのは、茶色い牛と黒っぽい牛との2種。お馴染みのホルスタイン種ではない。ほかにも飼われていたのかもしれないが、外から見えるのは4頭のみ。鼻から白い息を吐き、大量のよだれを垂らしている。初めて「反芻」を知った場所。持ち帰ると、祖母が鍋ごと温め始める。表面に出来た薄い膜を取り除いてから祖父に出していた。ところで、868円は高額。高卒初任給の16%に相当。1952年の国家公務員初任給は、大卒7650円、短大卒6000円、高卒5400円である(人事院HP)。今なら、月給16万円なのに2万5600円を牛乳に支出している勘定になる。健康に注意を払っていたのは理解できるものの、金遣いが荒い。もっとも、ブログの主が消費していた可能性も考えられる(T_T)。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『諭吉!言う癖(ユキチイウクセ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ライオンズのエース。