吉田兼好著『徒然草』二百三十七段から。
「柳箱に載せる際、縦向き、横向きは、そのもの次第であるのがよいのであろうか。巻物などは縦向きに置き、柳箱の台を形作っている細い木の間からこよりを通して結びつける。『硯も縦向きに置くのがよい。筆も転がらないから』と三条右大臣殿が仰った。しかし、勘解由小路家の能筆の人々は、仮にも縦向きにお置きになることはない。必ず横向きに硯をお置きになりました」
柳箱（やないばこ）：五分（一寸の半分だから、約１．５センチ）ほどの細さに削った柳の白木を並べる。２ヵ所を糸で結び、すのこ状にする。更に板の脚を２枚つけ、机の形としたもの。
どうでもよい部分が『徒然草』にもある例。赤ん坊をおんぶする派、抱っこする派、それぞれの持論を聞く方がよほど実り多いに違いない。
三権と党を牛耳る「中華まん」
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『「駄菓子集まれ」を言う（ダガシアツマレヲイウ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：Constant dripping wears away the stone.
