記憶に残った作品から。小品では、「円山川緑季」。奥から手前に向かって穏やかで大きな流れ。左右に緑の河原。山裾に朝靄を抱いた山々を奥に配置する単純な構図が素晴らしい。季節は、春だろう。のどかで、生気に溢れた風景画。R４２６の円山川大橋から南方を望めばこうなるか、と想像する。
大作では、「冬景色」。高所から見下ろした構図で、右手が海。標高５，６０メートルと思しき、お椀を伏せたような岩山が中央に鎮座。麓に小集落。小舟数艘が陸地に引き上げられている。強風が吹き荒れる地方なのだろう。雪に覆われてはいるが、積雪がさほどでもない。たった１日永らえるだけでも、命懸けか。厳しい自然条件と闘う日々の暮らしが、ひしひしと迫ってくる。画伯に場所を質問すると、釧路市近郊とのこと。後日、国土地理院の地形図で確認。釧路市興津に似た地形を見つけた。
博打好き議員の多さにただ唖然
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『マシな肉入れた槍干す（マシナニクイレタヤリホス）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：恋患いには治す方法無し。
