駐車場所に戻るや否や、
「あッ、運転手来た！」
と小学生の声。確かに片道で２５０キロほどハンドルを握ったが、転がしたのはKB。バスではない。早とちりは、待ちわびている証拠だろう。気の毒。即座に
「何言うてんねん、ぼけッ！ 運転手がカメラ持ってる訳ないやろッ！」
とツッコミが入る。小学生のリアクションが素早くなったのはいつ頃からだろう。メディアで漫才ブームが起きた８０年頃からか、などと回想。半世紀以上も前の小学生は、こうではなかった。と断じたところで、すぐに反省。いや、やはりこんな風だったのかもしれない、と思い直す。落語「佐々木裁き」に登場する子ども。江戸時代が舞台なのに、かなりのこましゃくれ。上方の気風が、半世紀やそこらで変わるはずもない。
「遅刻魔」が最も影響力与え
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『不正と人気は知られず（フセイトニンキハシラレズ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：孝行のしたい時分に親はなし。
