まちゃつの徒然日記

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勤番侍の住まい

青木直己著『下級武士の食日記』NHK出版から。
「伴四郎は叔父の宇治田平三と大石直助の三名で同じ長屋に住むことになりました。場所は藩邸の北側にあった相之馬場勤番長屋で、粗末な建物であったことが『南紀徳川史』に記されています。伴四郎(三十石)や叔父(二十五石)クラスの禄高の藩士が住む長屋の間取りは、間口一間半で三部屋だったようです」
相之馬場は、現在の紀尾井町。地名は、紀伊徳川家、尾張徳川家、井伊家、それぞれの屋敷があったことに由来する。間口一間半は、九尺に等しい。貧しい町人の住む長屋の代名詞、「九尺二間」と同じ。間口が九尺(2.7メートル)で、奥行きは二間(3.6メートル)。六畳と四畳半に、かまどを設けた土間1.5畳の空間で生活していたことになる。意外なことに、御三家でもこの有り様。他藩は推して知るべし。侍といえども末端の住まいは、庶民のそれと変わらない。
111年前の今日、連合艦隊バルチック艦隊を壊滅させている。


   ボロまとい食うや食わずの子どもの「日」


それでは、本日のシャッフルクイズ。


那須野に外野も納税し(ナスノニガイヤモノウゼイシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:品質の劣る物を買えば、かえって高くつく。