まちゃつの徒然日記

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勤番侍の江戸生活マニュアル

青木直己著『下級武士の食日記』NHK出版から。
主人公は紀州藩士、酒井伴四郎。三十石取り。万延元年(1860)二十八歳の時、江戸勤番を命じられて単身赴任。自炊しながら中屋敷内の長屋に起居。著書の元となる詳細な日記を残した人物である。「長屋」と聞けば、狭い路地に建つ貧相な建物を想像しがち。だが、それは裏長屋。町人であっても地借り・店借りではない裕福な連中は、表長屋に暮らしている。大名長屋ともなれば、更に立派。御三家の建物が見苦しかったはずはない。伴四郎が暮らした紀州藩中屋敷の規模は、大名の中でも別格。14万5千坪(約48万平方メートル:長居公園の3/4)もの広さを誇る。竹橋にあった上屋敷が明暦の大火で消失した後は、事実上の上屋敷として機能したという。幕府からの拝領地であり、現在は国有地。東宮御所や迎賓館となっている。


   スタジオでうろたえわめく「ヘルメット」


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『国立伊勢遊泳地(コクリツイセユウエイチ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:スイス。