杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十二段。
「なお続けて、興ざめと思える例を挙げてみると…。自分では、『なかなかの出来だ』と自信まんまん詠んだ歌を、知人に贈ったのに、梨のつぶてで返歌ひとつよこさないのは興がさめる。恋文の場合は、うっかりしたことが言えないから、返事をくれなくてもやむをえない。でも、それだって花鳥風月など折々の情趣にうながされて贈った文なら、返事をよこすのが当然だろう。知らんふりというのは曲がなさすぎる」
気の利いたことを言いたい気持ちはあっても、思いつかない人や書けない人はいる。みんなが少納言のような才に恵まれている訳ではない。
「ニ」が「商」に見えてきそうな某カメラ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『連投屁となせ(レントウヘトナセ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ナポレオンの死没地。