まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

やまなみハイウェイ(5)

長者原ビジターセンターを後にして標高1330メートルの牧ノ戸峠に向かう。府内では望みようもない標高であり、金剛山を205メートルも凌駕する。5キロほどの距離で310メートルの標高差を稼ぐ県道11号の勾配は、鉄道で言えば60パーミル。かなりの急坂であり、廃線となった旧碓氷峠のそれに近い。標高4,5千メートルが当たり前のアンデスやヒマラヤの峠に比べれば地べたの瘤みたいなものだろうが、歴史に登場する他国の峠と比べて高さに遜色はない。アレクサンダー大王の東征で知られるカイバル峠は、標高1030メートル。オーストリア・イタリア間にあるブレンナー峠も1370メートルである。登坂開始とほぼ同時に霧が発生。朝日台から見えた雲の中に入ったか。ただし、運転に支障が出るレベルではない。目視で上り勾配がそれと分かる山道をKBは4速で苦もなく進む。ところで、サイクリングで牧ノ戸峠に挑む向きもあるらしい。並みの脚力では無理。たどり着くには、それなりの意志も必要だろう。


   カラスまでホンハイと鳴く弥生前


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『連日、禁輸(レンジツキンユ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:卑金属を貴金属に。