まちゃつの徒然日記

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『パイルD-3の壁』(3)

オイルショック前年の1972年に公開された作品。登場する乗用車が巨大。犯人である建築士エリオット・マーカムが転がすのは、メルセデスの600(1963年〜1981年)。当時のフラッグシップであり、プルマン(ロングボディ)とリムジーネ(標準モデル)の2種を生産。マーカムが愛用するのは、青のリムジーネ。

駆動方式FR
エンジン6.3リッターV8
4速AT
ブレーキ4輪ディスク、前輪は2キャリパー
全長5540mm
全幅1950mm
ホイールベース3200mm
全高1500mm
車重2.6トン
燃費4.2キロ/リッター
燃料タンク29.6ガロン(112リッター)
1971年の新車価格6万6933マルク(当時は1マルクが約100円。スカイラインが100万円で買えた)

数字で想像されるほど大きくは見えないボディ。登場する俳優の体格が良いからだろう。特筆すべきは、油圧装置の多用。乗車人数により車体姿勢が変化するのを防ぐため、ハイドロ・ニューマチック・サスペンションを採用したのに始まり、パワー・ウインドウ、ドアクローザ、トランクオープナにも活用。トランク右隅に収められたスペアタイヤも例外ではない。ボタン操作で自動的に持ち上がる仕組みとなっている。モーターではないところが独特。ハイウェイ・パトロールを追い払った後、マーカムが独りでタイヤ交換を行う場面がある。短い時間だが、せり上がってきたスペアタイヤが見られる。


   予知外し
   「狼老年」
   隠れん坊


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『放哉、番地良し(ホウサイバンチヨシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:全国に50ヵ所。