まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

暁に帰る人の(2)

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十八段。
「まだ夜明けにはほど遠い時刻、やはり女の住まいから出てゆく男が、烏帽子の紐を固く結ぶのも気分が白けるものだ。合戦や狩り場に出るわけではなし、なにもそんなに凛々しく身支度しなくてもよいではないか。もっとゆったりと、紐など結ばずに頭に烏帽子をのせたからといって、見とがめる者などいはしない。しどけなく、少々見苦しく、直衣(のうし)や狩衣(かりぎぬ)の衣紋(えもん:着物のえりのあわさったところ)がゆがんでいたとしても、女のところから帰る後朝(きぬぎぬ)の姿なのだと見てとれば、だれも笑いはしないはずである」
仰る通り。でも、自宅から一歩も外へ出なくても済む側の戯言にも聞こえる。


   1ミリも動かぬ中古でクラクション
   鳴らしていた子が国際弁護士


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『初期優勢(ショキユウセイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:支払いを求める。