杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十八段。 「まだ夜明けにはほど遠い時刻、やはり女の住まいから出てゆく男が、烏帽子の紐を固く結ぶのも気分が白けるものだ。合戦や狩り場に出るわけではなし、なにもそんなに凛々しく身支度しなくてもよいでは…
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