近所のスーパーで見かける、食品の９８円均一販売。百均と大差ない、と思うのは素人。僅か２円の差だが、玄人の目には別物に映る。値札の数字が３桁から２桁にダウンするからである。日々台所を預かる身には魅力的に映るらしい。なかなか廃れないところを見ると、中途半端に見える価格設定も的を射た戦術ということか。百円で売った場合に比べて利潤が積み上がらない分、販売数で稼ぐのだろう。消費者心理を読むのに長けた頭脳的値付けなのかも。さすがプロ！ 「大台割れ価格」とでも呼ぶべきこの値付け方法が、海を渡ったロサンゼルスでも散見される。サンセット大通りとノース・フェアファクス・アヴェニューとの交差点に位置するgas station、Mobilもその例に漏れない。ガソリン３種を、
Regular 4.69 9/10
Plus 4.79 9/10
Premium 4.99 9/10
で販売。価格差は、オクタン価の違いによるもの。数字は、１ガロン（約３．８リットル）当たりのドル表示。行末の9/10は、セント以下を表す慣用表記。“4.99 9/10”ではなく“4.999”とやれば、ペンキ代が少なくて済むのにねェ。商売敵だろう。通りを挟んで西向かいのArcoが、全く同じ値段で対抗している。市内で目につくチェーン店には外に、Shell,Chevron,76などがある。
二十里が
すぐそことなる
野分の日
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『メッサ黒し（メッサクロシ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：クローバー。
