まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

大坂鎮臺

貧しい農家の次男三男が主体のせいか、「鎮臺(ちんだい)」は弱いものの象徴。子どもからも馬鹿にされる存在だったとか。明治初期といえば、7世紀近く続いた武士の世が終わって僅か数年。当然のことだろう。だが、西南戦争後は評価が一変。弱いはずの鎮臺兵が、西郷軍を破ったからである。小説『坂の上の雲』には、
西郷隆盛、鰯か雑魚か。鯛(隊)に追われて逃げてゆく」
という唄が紹介されている。もっとも、旧士族の見方は違う。同じ場面に登場するのは、秋山真之海軍兵学校に通っていた、明治22年頃の話とある。お囲い池(旧松山藩の水練プール)で泳ぐ鎮臺兵が規則を守らない、というか御法度の全裸で泳いでいる。業を煮やした真之は、筏に上がってきた2名の横っ面を濡れ手拭いでひっぱたき、水中に再び突き落としてしまう。その際に口ずさむのが、
「♪チンダイさんが兵隊ならば、蝶々とんぼも鳥のうち」
逃げ帰ったチンダイさん。今とは比べ物にならぬほどの権力を持っていた警察に泣きつく、という筋になっている。


   選りにより選挙の時にやるなバカ
   顧問がキレて手下を除籍


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『悲痛コント(ヒツウコント)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:古美術品。