まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

さわがしきもの(3)

「近き程に火出で來ぬといふ、されど燃えは附かざりける。物見はてて車のかへり騒ぐほど」
杉本苑子氏による現代語で味わう『枕草子』二百三十一段の続き。
「近所に火事が起こるのも騒がしい。さいわい自家への類焼はまぬがれても、やれ運び出し荷物を入れるの、見舞客にあいさつをするのと、しばらくのあいだごたごたする。祭などの物見車が、いっせいに帰路につくときも騒がしい」
騒がしいといえば、街宣車。航空機による上空からの宣伝。「ピロピロピローン!左へ曲がります。ご注意ください」トラックから流される余計なお世話。深夜だと、特にうるさい。「周りに注意しながら、黙って曲がれ!」と言いたくもなる。
壁と壁の間に挟まり動けなくなった近所の猫を救出しようと、救急隊が出動したことがある。火災ではないから、鳴るのはサイレンだけ。「カンカンカン!」が無いだけマシだけど、充分にけたたましい。件の猫が無事に救出されたのは、言うまでもない。8/1の深夜。日付が2日に変わろうとする前の西名阪も、騒がしい。PLの花火を見物した後に帰宅しようとする車で渋滞するからだ。これは千年前と変わらない。


   「人民」の
   仮面を被る
   独裁者


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『陽気の次郎君(ヨウキノジロウクン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:実際には役に立たない意見。