前菜は、鯛の刺身と茹でた芝海老とを取り合わせたサラダ。メニューには「鳥羽近海の幸と農園野菜のサラダ仕立て 青じそ風味のビネグレット」とある。聞き慣れない「ビネグレット」は、フレンチドレッシングの異名。歓声を上げて頂いたから、近隣のテーブルにはちと騒がしかったか。用意されたのは、ステンレスではなく洋白銀器。純銀製ではなく、恐らくニッケル合金に銀のコーティングを施したものだろう。予めテーブルにずらりと並べられたりはしないから、まごつかずに済む。続いて「季節の彩り野菜ミラノ風スープ」。スプーンで掬った後は、千切ったパンにつけて頂く。一滴も残さない。疲れ切って失せていた食欲が、前菜の彩りに刺激され復活！ ハーブ入りブール、バゲット、クロワッサン、各３個入りバスケットを空にしてしまう。合図を送ったり、声を上げたりは無用。ウェイターからすかさず「パンのお代わりは自由ですが、如何致しましょうか？」の声。居酒屋と一流レストランとの違いである。大喜びでお代わりを告げ、たちまち完食。気を利かせてサービスしてくれたのだろう。３杯目は、天こ盛り。隊長は食が細っている。大先生と２人だけで片付けるのは困難に思えたが、ガッツで完食。大食いの珍客として、ウェイターの記憶に残っただろうなァ。
「レリゴー」は
「ええじゃないか」の
リバイバル？
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『理恵誓う（リエチカウ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：敵を討とうとして逆に討たれてしまう。
