正面玄関と同様、壁も柱も椅子の縁も濃いめの茶で統一。柱の上部毎に「逆さ富士」型の間接照明。側面4ヵ所にも光量を落とした間接照明を施している。テーブルを照らす天井の白熱灯が独特。直径の割に高さが短いから、中心の穴だけがやけに大きいバウムクーヘンといった感じ。料理を美しく見せる工夫だろう。天井の形状もユニーク。柱と柱を結ぶ同色の梁を見せるデザインなのだが、梁と梁の間は平らではない。上空に向かって緩やかに湾曲。ちょうど巨大な蒲鉾でも押し当てた格好になっている。その曲面に沿うように細い垂木が並ぶ。比喩に食品が登場するのは、食い意地が張っているから。ご容赦のほど。椅子にも緩やかな曲線を多用。目に優しい。客が座ると、テーブルには明かりが点される。窓外にはシルエットとなった答志島。落ち着いた雰囲気のレストランである。
「えだ」豆の
好悪で維新
仲間割れ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『子孫会う地(シソンアウチ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ノクトビジョン。