鳥羽国は大きな２つの棟から成り、連絡通路で繋がっている。正面玄関のある方が７階建てのオーシャンウイング。巽から乾方向の通路を境に海側と山側とにスイートが並ぶ。もう一方は６階建てのハーバーウイング。オーシャンの南東に位置。通路はオーシャンとほぼ垂直であり、北東から南西に向いている。こちらは東（鳥羽港）側だけにツインルームを配している。７階建てと６階建てだから似たような高さにあるかといえばさに非ず。客室のネーミングから想像される通り、オーシャンウイングの方が高い。客室の広さも室料も段違い。ゴージャスな場所は皺の数ほども経験しているから、羨ましくはない。建つ場所の標高が違うから、おなじ階同士を結ぶことはできない。オーシャンウイングの１階とハーバーウイングの５階とが繋がっている所以。３名の客を案内するのにベルが２名付く。客室までの案内係と運搬係である。一方は研修生か？ 台車に荷物を載せると姿を消したが、３階の通路で合流。業務用エレベータが別にあるのだろう。客室番号に偶数がない。３０７，３０５…という具合に奇数ばかりである。ひょっとしたら、シングルを改装した部屋か、などと想像をたくましくする。案内されたのは端から２番目の３０３。「離れ」と称し、建物端の部屋に割高の宿泊料を設定していた十津川温泉の某ホテルを想起。もっとも、鳥羽国はM井不動産系列。そんな阿漕なことはやらない。
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それでは、本日のシャッフルクイズ。
『余分の培地売れ（ヨブンノバイチウレ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：ヒト。
