まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「子を持って知る…」(2)

遺憾なことだが、世の中には虐待を受けて育つ不幸な子どももいる。本来両親から受けられたはずのあふれんばかりの愛情とは無縁。憎しみの対象とされてしまうから、「恩」の代わりに「恨」を抱くことになる。厚労省による虐待の定義は「身体的」「性的」「精神的」「ネグレクト」の4種。「ネグレクト」は、多分“neglect”。「家に閉じこめる」「食事を与えない」「衣服が不潔なまま」「車に放置する」「病気なのに医師にみせない」などが該当するという。本日は「子を持って知る親の恨」の英作。前回同様に「子を持つようになって初めて、自分が受けた親からの敵意が分かる」という風に問題を変えてしまおう。敵意に“ill will”を使用すると、“You don't realize the ill will of your parents until you come to have children of your own.”ところで、相撲部屋で「可愛がられ」た末に殺された新弟子がいた。6年前のことだから、存命中なら今年で23歳。反語の「〜に可愛がられる」は、英語にも存在して“be left to the tender mercies of 〜”。「恨」を使わず、「どれほど可愛がられたか」と言っても充分に通じる。“You don't realize how you were left to the tender mercies of your parents until you come to have children of your own.”


   ジョンウンの
   辞書では「粛清」
   即死刑


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『演技受けん、死す(エンギウケンシス)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:川中島