高田駅を出た１４２７Tは、西２号踏切（勝手な命名）に達すると同時に高田川を渡る。ソメイヨシノが続く土手は、一部が公園となっておりシーズンには花見客で賑わう。よほど注意していないと見過ごしてしまう小さな踏切だが、懐かしい。T麻町に住んでいた頃、ちょくちょく車で渡っていたからだ。子どもをスイミングスクールに送り、Dイエーで食料品調達に及んだものだ。それから四半世紀が経過。有為転変、諸行無常が浮世の常。車窓から眺める看板は、DイエーからLイフに改まっている。懐かしさだけで西２号踏切を思い出した訳ではない。すぐ北側に近鉄大阪線の踏切があり、両者はほんの２，３０メートルしか離れていない。JRに止められた後に更に近鉄で３本待ち、なんてこともたまには起こる。そうなると、遮断機の前で５分停車するくらいはざら。のろい列車にイラつく遮断機前と異なり、乗客側からは通過に１秒もかからない。ちらっと見ただけだが、以前とあまり変わっていない風だった。乗り物フリークとしては、互いの軌道の近さを利用して線路を直結したい。相互乗り入れを実施し、天王寺発の賢島行き特急を走らせてみたくなる。だが、直流１５００ボルトは共通するものの、レールの幅が異なる。近鉄大阪線の軌間１４３５ミリに対して、JRは１０６７ミリ。残念ながら、夢はフリーゲージトレインの実用化待ちといったところである。
ダルほえて
リズム崩れて
二発浴び
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『鬼も荼毘臭いな（オニモダビクサイナ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：深く秘し口に出さない。
