１キロちょっとの春日山トンネルを照らすのは、旧式のナトリウム灯。奥に進むにつれ照度が落ち、出口が近づくと再びオレンジ色が耿々と照るタイプ。良くできたシステムだが、視認性では追跡式の蛍光色に劣る。更新されないのは、NEXCO中日本も手元が不如意だからか。春日山TNを手始めに富山県朝日ICまでの６５キロにはトンネルが多い。北陸道最大の難所「親不知」区間が含まれるからだ。日本海に落ち込む飛騨山脈が荒波の浸食を受け、１５キロに渡って断崖絶壁が続く。R８及び北陸本線が整備される以前の北国街道時代、往来には困難を極めたという。波打ち際を進まざるを得ない旅人。波にさらわれるのは茶飯事。殊に冬季の行き来は命懸けだった。そんなことを微塵も感じさせないのが、現代の建設技術。トンネル２６本であっという間に潜り抜けてしまう。とは言うものの、北陸道も「親不知」だけは海上ルートを取る。R８の経験しかない身には楽しみだが、明るい内に通過するのは難しそうだ。運転開始から１００分。燃料計が半分を切る。トンネルを４つ潜ったところで、名立谷浜（なだちたにはま）SAに入り小休止。日本海が眺められる、素晴らしいビューポイント。４２．５リッターを給油。一般道１００キロと高速３２５キロを合わせた燃費が、リッター１０キロ。昼寝の時間もエアコンを使用している。満足すべき数値だろう。ハイオクは１６０円。大阪より１０円高いのが、玉に瑕(T_T)。
ディオバンの巨悪目こぼし「ネズミ捕り」
検挙増えても府民の憂鬱
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『名指しいいよ（ナザシイイヨ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：退屈。
