地元チームが躍動。次々にシュートを放つ。だが、１本も枠を捉えられない。じりじりしながらゴールを待つファンの心境を綴ろうというのではない。どっちに転んでも大した違いなど生じないが、二択を迫られるシーンでの科白。例えば、スポーツ観戦中の尿意。人間としての尊厳を失う事態に立ち至る訳にはいかない。もちろん、他に代行して貰う訳にもいかない。だが、本人はぐずぐず。落ち着かないそぶりを見せつけられ続けると、言いたくなる科白が「見るのか、行くのか、はっきりしろ」。ジーニアス和英辞典で「優柔不断な」に当たると、“indecisive”“irresolute”“wishy-washy”「決断力のない」「ぐずぐずした」「引っ込み思案の」「消極的な」などが得られる。人生の岐路に立ち、重大な決断を迫られている場面で使用するのではないから、どの表現もイマイチ。“Sh*t or get off the pot.”「く○しないんだったら、おまるから離れろ」がぴったりだが、表現が過激。four-letter wordを含むから、ペーダ語録の“Don't be vulgar.”にも抵触する。「ぐずぐずせずに決断しろ」と言いたければ、“Fish or cut bait.”「釣るのか、餌を刻むのか、どっちかにしろ」くらいで済ますのが無難かなァ。
後できく
親の小言と
老いの筋トレ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『コウジ、上役よ（コウジウワヤクヨ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：戦争の終了宣言。
