まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Mencius(13)

性善説を唱えた孟子(372B.C.〜289B.C.)のことばから。

志士不忘在溝壑。
勇士不忘喪其元。
志士は溝壑(こうがく)に在るを忘れず。
勇士は其の元(こうべ)を喪(うしな)うを忘れず。
「壑(がく)」は、「谷」の意。義を守る志士は、溝や谷に屍(しかばね)をさらすことになるかもしれないことを常に忘れない。また、勇士は、自分の首が打ち落とされるかもしれないということをいつも忘れない。志士や勇士は、普段から自分の死を覚悟しているものだ。
「志士」を「国家・社会のために自分の身を犠牲にして尽くそうとする志を有する人」と説明するのは『広辞苑』。政治屋の中には、えせ「志士」も紛れ込む。「天下国家を論じる」と吹聴しながら金集めに奔走していたりする。そういえばOー様の師匠は、かつて「政治は数。数は力、力は金」と言ってはばからなかった。時代が変わっているのに、金権依存症は変わらない。弟子は師匠を真似てしまう。有権者にそっぽを向かれたか、ガールズもボーイズも壊滅した総選挙は記憶に新しい。死の覚悟ともほど遠いのだろう。放射能から逃げ回り、お国入りさえできなかった。同じく自民党の実力者でありながら金権とは無縁、清貧を通した衆議院議員会津出身の伊東正義がいる。何事にも例外はつきものである。


   現代の身分制度か正社員、
   派遣、期間工、パートタイマー


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『詩吟疲れる、愛せー(シギンツカレルアイセー)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:花粉症、気管支喘息など。