まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

機材

八尾空港上空に接近すると、左翼がせり上がり右翼が沈む。機首を西から北西に振ったため。こうなるとグリーンの航空灯や着陸灯は見えなくなるが、代わりに尾翼の白色灯が姿を現す。近づいてくると、やはりでかい。全長73.9メートル、全幅64.8メートルの大きさを実感してもらうために、ナナミちゃん(ボーイング777−300)をキンチョウスタジアムに入れてみよう。南北方向には余裕が出るが、東西方向はピッタリになる。人影は確認できないものの、窓明かり1つひとつがはっきり見える。後部に視線を移すと、水平尾翼に備わったロゴ灯も点灯。垂直尾翼のツルを照らし出している。赤いから目立つ。満席ならクラスJ(座席配列2−4−2)に78名、普通席(3−4−3)に422名が搭乗しているはずである。同時刻に羽田を飛び立ったはずのANA機は、直後か2,3機後ろに並んでいるのだろう。ANAだと、定員はプレミアム(2−3−2)21名、普通席493名。プレミアムを選択すれば、JALよりシート配列にゆとりがある。人気が出そうなものだが、座席数は1/3以下に留まっている。客層の違いか。同じJALの777−300でも、国際線の定員はぐっと少ない。ファースト(1−2−1)8名、エグゼクティブ(2−3−2)77名、プレミアムエコノミー(2−4−2)46名、エコノミー(3−3−3)115名だから、合計すると246名。国内線の半分にも満たない。外に272名のタイプも存在するらしい。料金は、成田・ニューヨーク間のファースト往復200万円から10万円ほどのエコノミーまでピンキリ。4クラスあると、何かトランプゲーム「大富豪」を連想してしまう。大富豪、富豪、貧民、ど貧民。ど貧民になると、狭いピッチの座席にギュウギュウ詰め状態からなかなか抜け出せない。徹夜でゲームをすれば何度かひっくり返るものだが、現実の世界では何世代もかかるのが普通。ケネディ家も大統領になるのに4世代を要している。タイタニックの時代から進化した点は、速度が飛躍的に向上し乗客全員が同じフロアーにいることか。救命艇が用意されていない点は退化だろう。ふぅ。


   デフレ下と無縁の物持ち三千院
   肥満の僧らの豪華昼食


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『バトン置く日や(バトンオクヒヤ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:米国なら911