まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

おじん臭いことば

中高年は使用するが、青少年の日常語彙には含まれないことば。三省堂の『新明解国語辞典』には「老人語」のレッテルを貼られた語彙が存在する。「ハンガー」の代わりに「衣紋掛け」を使ったり、「家計管理者」の意味で「大蔵省」と言ったりすると「老人語」に該当するという。(ぎくっ!)財務省設置は2001年。廃止から12年経つから当然か。「お手伝いさん」のニューヴァージョンは「家政婦」。漢語の「カセイフ」よりも和語の「お手伝いさん」の方が優しい響きがするがねェ。が、『広辞苑』に「お手伝いさん」の収録はない(T_T)。死語ということか。おじん臭さの消臭に努めたければ、( )内の表現を避け「コート(外套)」、「オートマ(ノークラ)」、「元気(達者)」、「キャンセル(約束を反故にする)」、「ノート(帳面)」、「電車(汽車)」と話すことになる。全く異論はない。最後の例「汽車」を『広辞苑』に当たると「ひろく鉄道一般の意味にも用いる」とある(T_T)。まちゃつは使わないものの、まだ、おじんの味方をしてくれる辞書も存在するということ。気は若いつもりだが、語彙に「老人語」が増えていくのは避けられそうもない。冒頭の「レッテルを貼る」という表現にしても、気づけばオランダ語の「レッテル」から英語の「ラベル」や「レーベル」に変わっていた、なんてことにもなりかねないからだ。ところで、「旧帝大」も「老人語」らしい。いったい若者は、北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大をまとめて何と呼んでいるのだろう?


   J1の優勝チームにあやかるか
   デフレ退治に三本の矢


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『さしもの大覚寺ごねた(サシモノダイカクジゴネタ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:金力万能。