まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

State of Missouri(9)

前回は、ミズーリと縁のあるジャーナリスト、ウォルター・クロンカイトを紹介した。今日は、政治家に話題を転じてみよう。広島、長崎への原爆投下を決断し、マーシャル・プラン(大戦後の西ヨーロッパの復興計画)を実施した人物といえば、ハリー・S・トルーマン(5/8/1884〜12/26/1972)。民主党出身の米第33代大統領である。州南西部ラマー(人口4千人)生まれ。ハリーの名は母方の叔父に因み、イニシャルの“S”は2人の祖父“Shipp”“Solomon”を表しているという。両親が州西部インディペンデンス市(人口11万人)に引っ越したため、6歳から当地で過ごす。高校卒業後に銀行員となるも、5年後から父親を手伝って農場で働く。大卒以上の学歴を持たない、最後の大統領でもある。西部開拓時代(1860年代〜1890年)の同市は、オレゴン街道、カリフォルニア街道、サンタフェ街道の分岐点。幌馬車や生活用品を買い求める開拓者で賑わったという。副大統領だった1945年4/12、フランクリン・ルーズベルト大統領が脳卒中で死去。大統領に昇格している。晩年、自らトルーマン図書館・博物館を建設。亡くなるまでこの地で過ごしている。停滞する朝鮮戦争打開のため、中国軍に原爆を使用するよう迫るマッカーサー元帥を解任したことでも知られる。インデペンデンス市民にとって、トルーマンは特別な存在であり誇りでもある。決して悪口を言ってはいけないアル。鹿児島における西郷さんと同じ存在やでっ。


   雪雲の通った後の金剛は
   青地の肌の薄皮まんじゅう


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『夕霧おくれ!(ユウギリオクレ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:書く文字の下手なこと。