まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「みずほ」603(2)

高速列車の出足は総じてとろい。が、「みずほ」「さくら」は全車両動力車。例外的に俊足である。インバータの音も高らかにKyuuu-one-one-One-One...ホームを離れるまでが早い。もっとも、新大阪駅構内を抜けるまではポイントが多い。ケタタンコトトンとのんびり気味。加島が近づくと風切り音Shehhhhh...Hyuhhhhh...が勝り、やがてターボファンエンジンに似たモーター音Keeeeenが交じるようになる。新神戸までは37キロ弱と近いから、もちろん全力疾走という訳にはいかない。チャイム(♪いい日旅立ち、夕焼けをさがしに)が鳴り、女性の声で自動アナウンス。「本日も新幹線をご利用下さいまして有り難うございます。この電車は『みずほ』号鹿児島中央行きです。途中の停車駅は、新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本です。この電車は全席禁煙…」(さすがJRだけあって「ご利用いただき」なんて変な日本語は使いまへん。エエ声やぁ。この声を毎日聞ける職場はうらやましい。翻ってYドバシ、Jシンなど、家電量販店内は可哀想。パチンコ屋同然の騒音の中で働かなアカンのやから…)などと要らぬことをつい考えてしまう。自動放送に続いて、「お早うございます」と男性の声。車掌から改めて停車駅と到着時刻の案内があり、英語放送に移る。“Ladies and gentlemen. Welcome to the Shinkansen. This is the Mizuho Super-express bound for Kagoshima Chuo. We will be stopping at Shin Kobe,Okayama,Hiroshima,Kokura,Hakata,Kumamoto Stations before arriving at Kagoshima Chuo terminal.”ほぼ同じ内容が3回繰り返された訳だが、博多以南の九州新幹線内は更に韓国語と中国語が加わり家電量販店内状態に様変わりする。終点まで付き合った前回と異なり、今回は、小倉で乗り換える。格安切符を使うため、うるさい放送を聞かされずに済みそうである。


   やぶ蛇を大統領がやって見せ

   受け取りの拒否で外交閉ざさるる


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『小唄、止まんか(コウタヤマンカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:キリシタン大名、マニラで亡くなる。