結婚式に招かれた際、気取った歩き方に遭遇し笑いを押し殺すのに苦労したことがある。ホテル内のホールを睥睨しながら、勿体をつけて独り歩く御仁。「威風辺りを払う」を演出するためか、厳めしく反り返っている。周りと不調和なスローモーぶりは、同じ側の手足を同時に出しているような錯覚に陥るほど。奈良市内のホテルでのこと。ペーダ先生がご覧になったら“What an affected way of walking!”くらいはおっしゃったか。後日、新郎に確認すると、勤め先の校長だった! 本当に立派な人物は、偉そうにはしていないものだけどねぇ。
いかずちの間近に落ちてその幅の
広きに驚き暫し動けず
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『自慢しに行き(ジマンシニイキ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:すみわけ理論。