まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

State of Michigan(2)

8/1付日記の続き。ミシガンに足を踏み入れた最初のヨーロッパ人は、フランス人探検家ブルレ。1618年というから、我が国では家康が亡くなって2年後のこと。2代将軍秀忠(1605年〜1623年在職)の治世下にある。1668年、スーセントメリーでフランス人による開拓が始まる。1701年、アントワーヌ・キャディラックが始めた町作りが現在のデトロイトの始まり。高級車キャディラックの名は、彼に因んでいる。もうなくなったブランドだが、高級車ポンティアックの名も人名に由来。18世紀にデトロイトを襲った先住民、オタワ族の酋長の名だという。当初の産業といえば、毛皮取引。集落や砦が築かれるものの、18世紀に入っても白人入植者の数はわずか。先住民同士も互いに血で血を洗う、七年戦争(1756年〜1763年)、独立戦争(1775年〜1783年)などが勃発。領有権はフランスから英国へ、英国から合衆国へと変遷する。産業の中心も製材業から銅山・鉄山の開発、農業へと移行。現在は、小麦、乳製品、鶏卵、大豆、とうもろこし、馬鈴薯、チェリー、林檎、ブルーベリーなどの生産が盛ん。特にブルーベリーは全米ナンバーワン。ミシガンだけで全米の1/3を生産するという。1880年代にデトロイトで始まった自動車生産は、20世紀に入るとヘンリー・フォードによりベルトコンベヤーを利用した大量生産へと発展。ミシガン州は、世界最大の自動車生産地としての地位を築く。1950年代のデトロイト市の人口は、現在の2倍超の185万人を数えている。


   打ち水の繰り返しこそ空しけれ
   五分と経たず乾くベランダ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『乏しき廉吏(トボシキレンリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:物事が完結しない。