まちゃつの徒然日記

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フォン・ブラウン(6)

1944年6/6、連合軍がノルマンディー上陸作戦を開始。独軍の敗色が濃厚となる中、SS(武装親衛隊)による枢要な部門の直接統括が始まる。フォン・ブラウンの勤務するペーネミュンデ実験場でも、V2責任者は陸軍少将ドルンベルガーから親衛隊大将Hans Kammlerに変更となる。カムラーは絶滅収容所建設や新型航空機(メッサーシュミット262:大戦末期に実戦配備された単座の双発ジェット戦闘機。30ミリ機関砲4門とロケット弾を装備。最高時速870キロ)開発にも関与。敗戦時のチェコでは自軍のジェットエンジン技術者数十人を射殺、行方不明となった人物。1945年、ソ連軍がペーネミュンデの東方160キロに迫る中、陸軍からは合流し戦闘に加わる旨の命令が、カムラーからはドイツ中央部に移動し開発を続行する旨の命令がそれぞれもたらされる。フォン・ブラウンはロケット技術者を集めると、どの国にどのような方法で投降するのか決めるよう発言。捕虜虐待の恐れが高いソ連やフランスを避けた上で、研究資金の潤沢な米国を選択することで意見の一致を見る。西部や南部から侵攻してくる米軍に投降するには、カムラーの命令に従う方が有利。命令書を偽造し列車を仕立てると、実験場の技術者500名を率い中部Harz山地に移動。SSによる破棄を免れるため、詳細な設計図を廃坑に隠すよう命じる。


   南海の十号放つ東風吹きて
   エアコン入れずに午睡楽しむ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『藻を刈った(モヲカッタ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:味方する。