まちゃつの徒然日記

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福沢諭吉旧居

日露戦争でコサック騎兵を破り、後に陸軍大将に昇進する秋山好古は、諭吉の信奉者。NHKドラマでは、陸軍騎兵将校以降を阿部寛が演じている。弟の真之が初めて上京した際、馬丁を連れ騎乗して下宿に帰宅。肋骨三重の上衣に金条の入った真っ赤なズボン姿である。真之のみならず、明治20年頃の庶民は度肝を抜かれたことであろう。「一身独立」「身の回りは単純明快に」「男子は、生涯、ただ一事を成せば足る」などの科白は記憶に新しい。好古より26歳年上の諭吉は、1835(天保5)年、中津藩蔵屋敷(堂島)の生まれ。龍馬より1歳年上。父親の百助が病死したこともあり、1歳から19歳までを藩地中津で過ごしている。中津市留守居町の旧居に出かけたのは、4年前のお盆。宮崎から愛車で帰阪途中のこと。駐車場は広め。収容台数は4,50台。1/3ほどが埋まっている。レストハウス前に駐車。小さな藁葺き屋根の平屋の横に陸屋根2階建ての記念館が並ぶ。入館料は1人400円。旧居は土間と畳敷きの座敷とから成り、すぐに全部を見渡せるほどの広さしかない。13石2人扶持なら当然。10石取りの秋山家とさほど変わらぬ、厳しい生活であったろう。『学問のすすめ』初版が出るのは、1872年。好古11歳、諭吉37歳。15編〜17編が出版されるのは、4年後の1876年である。好古が『学問のすすめ』に接したのはこの頃か。記念館1階は諭吉の生涯についての展示。2階は資料。『学問のすすめ』初版や日銀から贈呈された壱万円札の1号券もある。

   危なすぎカブのメットにダルの球
   何事もなく二桁勝利


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『メトロに隠す(メトロニカクス)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:機械工学+電子工学。