２００８年の大統領選ではPACがフル稼働。草の根の活動で小口の寄付を積み重ねたオバマ陣営は、史上最高額となる７億５千万ドルの運動資金を手にする。一方、共和党のマケイン候補が敗れたのは、資金面での苦戦が一因とも聞く。オバマ候補とは対照的に大口の寄付に頼る戦術が裏目に出たらしい。長期に渡って選挙事務所を維持し、多数のスタッフの人件費を賄い、広大な国土を遊説して回るには巨額の費用が要る。候補者になれば、寄付金はいくらでもほしいところであろう。だが、「１人の候補者の選挙運動には、２３００ドルを超えて寄付をしてはならない」旨の制限がある。予備選挙と本選挙では別勘定だから、４６００ドルまで献金できる。夫婦は別人として勘定されるから、まとめると９２００ドルまで可能。ただし、「２年の選挙期間中に１０万８２００ドルを超えてはならない」という決まりもあるんだと。１ドル８０円で計算すると、８６５万６千円！ 余程の金持ちじゃないと、超えたくても超えられまへんなぁ。オリンピックが終わった後の８／２７（月）、フロリダ州タンパで共和党全国大会が開催予定である。現職のオバマ大統領に挑戦する、ハーヴァード出身で前マサチューセッツ州知事のMitt Romneyの勢いや如何？
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『地位が奈落へ（チイガナラクヘ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：負け惜しみや理屈を言いつのる。
