「５０や６０、花なら蕾。７０，８０、働き盛り。９０過ぎてお迎え来たら、『百まで待て』と追い返せ」近所の老人会館で目にした標語。七五調で唱えやすい。平成２３年にめでたく百歳を迎えたのは、２万４９５２人（男性３７２８人、女性２万１２２４人）で近年増加中という。厚労省HPから引用。百年前の１９１１（明治４４）年に生まれた男性は８９万１０４９人、女性は８５万６７５４人である。百歳を迎えられた確率は女性の２．４７７％に対し、男性は０．４１８％と低い。子を産めない点では「不完全な」生物である男性。たくさん生まれて早死にする傾向は否めない。が、女性の生存確率に比べて１／６は低すぎる。恐らく、戦争による戦病死の影響があるのだろう。真珠湾攻撃時に三十路を迎えている。現在の状況が続けば、百歳を迎えられる確率は、男性１．６４５％、女性７．０３７％（！）であるらしい。少子化の上に外国人労働者の受け入れにも消極的な日本。上記の標語ではないが、８０まで働くことが現実味を帯びる。それとも、姨捨山が復活するか。ところで、９月の第３月曜は、確か「敬老の日」のはず。が、百歳を迎える人々を報じる厚労省HPにも産経ニュースにも「老人の日」とある。いつ頃から「敬」が消えたのだろう。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『陰気ぐずさ（インキグズサ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：特大型。
