首都中心部から西へ35キロに位置する、ワシントン・ダレス国際空港。映画『ダイ・ハード2』で舞台となった空港でもある。南北10キロ、東西8キロの広大な敷地に4本の滑走路を持つ。日本(成田)からも毎日2便(ANA11:05発、ユナイテッド航空16:00発)が就航。ダレス空港の南端にあるのが、本日話題のスティーブン・F・ウドヴァー・ヘイズィ・センター。国立スミソニアン航空宇宙博物館・別館の正式名である。スティーブン・F・ウドヴァー・ヘイズィは、ILFC(アメリカン航空、エア・カナダ、ルフトハンザ、エール・フランスなどに航空機をリースしている会社で、保有機数は800超)の設立者。1999年、スミソニアン協会に6千5百万ドル(1ドル80円の換算で52億円)を寄付。国立博物館に個人名がつくのは、その資金を元に2003年12/15に開館した経緯を持つからである。南端にちょこなんと建設された感じであるが、空港そのものがとてつもなく広いので、ちょこなんと見える建物でも巨大。南北1キロ、東西500メートルの敷地は、長居公園ほど。名称こそ別館であるが、本館を遙かに凌ぐ規模。本館(10/28付日記)展示は、収蔵品の1/10のみ。残りはすべて別館に展示されている。航空機200、宇宙船135! 超音速機コンコルド、ジェミニ7号、スペースシャトル・エンタープライズなどが目を引く。珍しいところでは、旧日本海軍の伊号潜水艦に3機搭載された水上攻撃機「晴嵐」、夜間戦闘機「月光」、「紫電二一型」、いずれも実物が展示されている。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『帽子良いうち(ボウシヨイウチ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:磨製石器。