まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(236)

ペーダ先生が授業でご使用になった、Max Wilk著“The Wit and Wisdom of Hollywood”にはロンドン生まれの女優、Alison Skipworthが登場する。本名は、Alison Mary Elliott Margaret Groom。1863年7/25〜1952年7/5。31歳、デイリー劇場で初舞台を踏む。翌年、ニューヨークに渡り、ブロードウェイ劇場で軽歌劇『画家のモデル』に出演。この時、歌って踊れる大女優、Marie Tempestの代役を務めたのがスターダムにのし上がるきっかけ。ロンドンでの公演をこなした後、アメリカに戻り終生住み続ける。42,3歳の頃には3つのシェイクスピア作品『シンベリン』『十二夜』『お気に召すまま』を演目にして全国を公演。1920年代の終わりに到来したトーキーでは、抜きん出た演技を見せる。1930年、初のトーキー『型破り』に出演。大物俳優のW.C.Fieldsの相手役に抜擢され、4作品に登場するなど人気俳優となる。愛称は“Skippy”で気さくなキャラ。ハリウッドの在り来たりの集合住宅に住み、自ら運転するのは大衆車フォード。大邸宅に住み、運転手付きのキャデラックも可能であったろうが、派手な芸能人とは一線を画す。仕事のない午後には、庭で紅茶を楽しむ姿がしばしば見かけられる。まちゃつが生まれるちょっと前、ニューヨークの自宅で病没。89歳の誕生日を20日後に控えた日のことであったという。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『離れに柿(ハナレニカキ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:衰えたものが再び栄える。