まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ドップラー・レーダー

氷晶は、雪の結晶になる前の小さな氷の結晶。積乱雲の中にある。こいつが降下し気化すると冷気を作る。冷気の塊は周りより重いから、リング状の渦を作りながら秒速25〜50メートルで地上にぶつかる。ダウンバーストと呼ばれる現象である。風域が数キロメートルと狭いものを特にマイクロバーストという。空港近くに出現すると、まるでハエたたき。強烈な下降気流で航空機をたたき落とさないとも限らない。航空関係者にとっては厄介者である。これを監視しようとするのが本日話題のドップラー・レーダー。雲内部の降水粒子の移動速度を観測し、位置だけではなく風向・風速を知ろうとするもの。観測対象が遠ざかる場合には、ドップラー効果により反射波の波長が長くなる。逆に観測対象が近づく場合には、反射波が短くなる。近づく救急車の音は高く、遠ざかる時は低くなるのと同様の原理。複数のレーダーを組み合わせて観測する。気象予報士にしてT芝勤務(レーダー設計)のFMさん、空の安全を頼みます。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『もう余震堪忍(モウヨシンカンニン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:国会の要請があればいつでも出ていく、と言っていた一郎。