まちゃつの徒然日記

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薬師寺

ここを参拝した時に唱えた文言がおもしろくて忘れられない。「おん。ころころ。せんだり。まとうぎ。そわか」というもので、これを唱えると病や災いから除かれるのだそうだ。
奈良市にある法相宗(ほっそうしゅう)の大本山近鉄橿原線西ノ京駅下車すぐ。駐車場は、白鳳伽藍南側。9/11付日記「唐招提寺」は、すぐ北側にあるお隣さん。薬師寺HPに依れば、680年の天武天皇の発願が始まり。以前は藤原京に寺院があったとある。現在地に移ったのは、平城遷都以後のこと。本尊は、薬師如来像。脇侍として向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩如来とともに衆生の病苦を救うという。三体とも国宝である。法相宗は「人人唯識(にんにんゆいしき)」を説く。「私たちの認めている世界はすべて自分の作り出したもので、十人の人間がいれば十の世界がある。みんな共通の世界に住み同じものを見ていると思っているが、そうではなく別々のものだ」という。例に挙げられている和歌。「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」旅行客が猿沢の池の旅館で手を打ったなら、旅館の人はお客が呼んでいると思い、鳥は鉄砲で撃たれたと思い、鯉は餌がもらえると思って集まってくる。ひとつの音でもこのように受け取り方が違ってくる。一人ひとり別々の世界があるというのだ。ちょっと興味深いお話やね。
拝観料は大人800円、中高生700円、小学生300円。パートの時給より高い拝観料は良くないね。それとも、小学生の時に拝観してと言ってはるのかな。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『父、おかま(チチオカマ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:山手線の駅名。