まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(136)

「“limerick”は短い滑稽な詩だ。5行で構成され、1,2,5行の行末と3,4行の行末に同音を含む。つまり脚韻。Edward Lear著“Book of Nonsense”がよく知られる」ロングマン英英辞典には“a humorous short poem,with two long lines,two short lines,and then one more long line”「ユーモアに富む短詩。最初の2行は長く、次の2行は短い。そして最後に長い1行がある」とある。現在手元にある、広永周三郎著『英語のしゃれ』から引用。原作は、Arnold Bennett(1867年〜1931年)。あっ、その前にちょっと。「“clothes”と“close”は、同音異義語。教養ある人物の間で使用しても大丈夫」ペーダ先生の授業に出てきたのを思い出す。

There was a young man of Montrose
Who had pockets in none of his clothes.
When asked by his lass
Where he carried his brass
He said:“Darling,I pay through the nose.”

モントローズの若者がいたとさ
どの服にもポケットが無かったとさ
女の子に問われたと
現金はどこに入れるのと
男は答える。「お嬢ちゃん、俺は鼻から払うのさ」

“Montrose”はスコットランドにある海沿いの保養地。“pay through the nose“は「法外な値段を払う」の意。流石、原住民のプロだけに上手いねぇ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『草色(クサイロ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:角は漢方の解熱剤。