同じ２０１０年生まれでも、元日から４月１日までに生まれた場合と４月２日以後に生まれた場合とでは、小学校へ入学する年度が異なる。４月１日までに生まれた人は、２００９年４月２日から２００９年１２月３１日までに生まれた人達と一緒に入学することになる。早生まれだからである。入学したばかりの頃、大人たちが使う「早生まれ」ということばに違和感があった。同じクラスに、まちゃつの誕生日翌日が誕生日にあたる友人がいた。その子よりは１日だけ「早く」生まれているから、まちゃつが１日分年上なのである。然るに大人は、クラスメートで半年も後に生まれたＹを「早生まれ」と呼んでいたものだから、ちょっと混乱した。同じ１年でも当方は、４／２〜４／１のスパンで考えている。当然、４月、５月生まれが「早生まれ」ではないかと思った次第である。生まれれば即１歳となり、正月になればみんなが一斉に歳をとる数え年が一般的だった頃なら、確かに最初の３ヵ月ほどの期間に生まれた人達が一足先に１学年上となり、「早」かったのだろう。会計年度に近い世界にどっぷりつかっている小学１年生が、暦年を基準にして語る年寄りにまごついた思い出である。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『どんと、良い牛か（ドントヨイウシカ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：車に本が並んでいる。
