暖かくなっても鍋物に手が出る昨今のまちゃつ。それとは裏腹に、若い頃は鍋物が大の苦手であった。現在のような美味しいポン酢が、当時はなかったからだろう。また、小学校時代は給食を１，２分で済ますのが当たり前で育った身には、ゆっくりとした食事が耐え難かったのかもしれない。さっさと満腹感を得たい向きには今でも不向きな食事だろう。１回生の冬、心ならずも２ｋｇ減量したことがある。鯛ちりを始めた直後、骨を喉に引っかけてしまった。骨が大きかったからか、経験したことのない痛みである。こんな時は飯を丸呑みにするに限る。１，２回呑み込めば簡単にとれるはずだが、とれた感じがしない。呑み込む量を増やしながら２膳以上トライした。喉が痛くて翌日からは食事が摂りにくくなる。医師嫌いのまちゃつは１週間我慢したが、結局近所のＮ内科医に診て貰うことにした。診察の結果は、異状なし。そんな筈はない、痛くて堪らない。刺さった骨が見えるはずだと主張したが、確かに喉に異状はないということであった。医師が言うには、飯を呑み込んだ際に骨は確かにとれたのだが、傷が深かったため１週間経っても痛みが続いているのであろうとのこと。Ｎ医師の見立ての通りだった。２週間経つと快癒したが、鯛の骨は怖い。鍋は、やはりてっちりに限る。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『宴会行かん子、売りさ（エンカイイカンコウリサ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：観覧車、水族園もある都立公園。
