まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

日本初の食堂車

111年前の今日、1899(明治32)年5月25日、私鉄山陽鉄道が京都発防府行き列車を走らせた。編成は、食堂付き1等車、2等車、3等車。食堂が利用できたのは、1等2等の乗客のみ。3等客は利用不可。3等車には行儀の悪い客が多く、1,2等客が不愉快な気分になるのを防止するためだったとか。運賃・料金は時代によりさまざまだが、青切符の2等運賃及び料金は、3等赤切符の3倍。白切符の1等は、青切符の2倍だったという。戦前は同じ特急列車であっても「格の違い」が存在した。例えば1929(昭和4)年に登場した特急「富士」(東京〜下関)は、1・2等車のみの編成で洋食堂車を併結。金満家専用である。一方、特急「櫻」(東京〜下関)は庶民的で、3等車のみの編成で和食堂車を併結という具合だ。どちらも東京・大阪間を11時間弱(!)で結ぶ。ところが、1930(昭和5)年に登場した1・2・3等超特急「燕」は、東京・大阪間を8時間20分(!)で走破。鉄道好きの度肝を抜いた。「超」が付く所以である。近未来に目を向ければ、リニア新幹線だと所要時間は67分という。豪華弁当なら、食べ終わらないうちに着きそうである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『満期なめん(マンキナメン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:落花生とも。