まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

0から、それとも1から?

信号のある交差点で道を聞かれて「2つ目の信号を北へ100m」と答えたとしよう。自分のいる場所の信号をカウントする人はまずいない。「1つ目の駅で降りて改札を右へ」と聞けば、次の駅で下車すると理解するのが普通である。自分が今いる駅は、言わば0である。ところが、我々は日常生活において、今いる所を1とカウントすることもある。ビルの1階と言えば地上を指す。0階はない。西暦にも、元号にも、車の製造番号にも0は無い。カレンダーも然り。通知表だって1から始まる。「テストには0点があるじゃん!」という声が聞こえてきそうである。おっしゃる通り、定規、分度器、緯度、経度、高度、時計に至るまで0がある。つまり、我々は場合に応じて0から数えたり1から数えたりしているということだろう。年齢だって2種類ある。生まれてから1年経過すると1歳になるのが満年齢。生まれた瞬間に1歳となり、正月を迎える度に歳をとるのが数え年。建物の階数についても、イギリス人は“the first floor”を「2階」の意味に使い、地上にあるのは“the ground floor”と呼ぶ。人の目は「都合良くできている」と言われる。視野に入っているからといって、必ずしも「見えている」とは限らない。反対に、起こってもいないことが「起きているように」見えることもある。踏切にある警報機の赤は、点滅しているだけなのだが、左右を行き来しているように見えないこともない。数字についても「都合良く」数えているのかもしれない。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『ペレ、ダブルキー』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:アクセルより優先。