１９４９（昭和２４）年１／２６の早朝、法隆寺金堂から出火。模写作業中だった壁画を焼損してしまう。当時、金堂は半解体中。釈迦三尊像は、移設してあり無事だった。火事の原因には、画家の使用していた電気座布団のスイッチ切り忘れ、電熱器説、放火説までありはっきりしない。この火災がきっかけとなり、文化財を火災から守ろうという意識が高まる。消防訓練が寺院で行われるようになり、文化財保護法が制定されたという。西伽藍、東伽藍共通の法隆寺拝観料は、一般１０００円、小学生５００円。２０年前は、京都の著名寺院と比較しても拝観料の安い寺であった。確か、３００円。国宝・重文１９０件、２３００余点を所蔵するとはいえ、一度に全部を見るのは無理。見たとしても記憶に残らないだろう。中高生には何度も訪れさせたい寺院である。費用がネックにならないことを祈りたい。本日は、文化財保護デーである。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『牛が姫だ（ウシガヒメダ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：地下鉄谷町線の駅名。
