初代藩主、細川忠利が熊本城の南に禅寺水前寺を建立。鷹狩りの際、湧き水の豊富なこの地が気に入ったのがきっかけという。後に寺は移設され、別荘を築造したのが水前寺公園の始まり。３代藩主、細川綱利（１６４３〜１７１４）の時代に築山、浮石、芝生、松、泉水などが築かれ、現在の池泉回遊式庭園となる。東海道五十三次を模しており、もちろん富士山もある。池そのものが源泉であるため、水が清らか。錦鯉が優雅に泳ぐ。まちゃつは３度訪れたが、いつも池の中ばかり見てしまう。余談だが、綱利７歳の折、父親の２代藩主細川光尚が３１歳の若さで亡くなる。嗣子が幼いため改易（所領没収）が当然視されたが、家臣団が奔走し取り潰しを免れる。まちゃつの先祖は、承応２年（綱利公が１０歳の年）に伊賀から入隈。当時は「熊本」ではなく「隈本」と書いたらしい。縁は浅くはない。入園料、大人４００円。小中学生２００円。公園付属の駐車施設がなく、付近の有料駐車場を利用せねばならないのが欠点。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『三枝、合流（サンシゴウリュウ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：四字熟語、離れたりくっついたり。
