まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda 先生(50)

巨体故か、先生が教室の椅子に腰掛けたのを見たことがない。たいていは、椅子とペアーになっている、5人使用できる固定式の机に腰を下ろして授業が始まる。脚が長い。「君たち、麻雀を知ってるかい? 麻雀は英語でも“mahjong”さ。“Let's play mahjong.”で「麻雀をしよう」となり、日本語と同じ名称だ。現代アメリカでは、麻雀愛好家は多くはない。何十年も前になるけれど、金持ちを中心に、麻雀牌の製造が追いつかないほど大流行した時代がある。“Ready call.”が『リーチ』、“Going mahjong.”が『ロン』にあたる」 しかし、米国麻雀は、その後ご当地ルールが増え、統一ルールがないまま複雑化。人気はしぼんでしまうことになる。ペーダ先生誕生の1921年、アメリカ麻雀特有のルールであるチャールストンが既に定着していたそうだ。チャールストンというのは、配牌13枚の内、不要な3枚を下家に渡し上家から3枚受け取る。同様に上家とも対面とも受け渡しをするというもの。勘が上手く働けば、これだけで充分上がれそうだ。役は、日本とは全く異なり米国独自のもので、ナショナル麻雀連盟が毎年!!!決定する。80年代制作のテレビドラマ「刑事コロンボ」にも「麻雀をするため集まる」という科白が出てくる。地味だがプレーしている人達はいるのであろう。それにしても、日本や中国での役「国士無双」の英語訳は、なかなか興味深い。“Thirteen orphans”(13人の孤児)というもので、こちらの方がより本質を表す命名になっている。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『剣士、胡麻か?(ケンシゴマカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:都道府県名。