まちゃつの徒然日記

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ホレーショウ・ネルソン

Horatio Nelson(1758〜1805)は、イギリスの提督にして国民から敬愛され続けている軍神。1793年以降フランス軍と各地に転戦。常に前線に立つ将官だったため、戦闘で右目の視力を無くし右腕は手術で切断。当時の戦場での手術といえば、2,3分で済ませるのが良い医者の条件だったそうだ。怪我人は次から次に運ばれてくるのだから、致し方ない。救護所が、戦闘地域から遠く離れているのが当たり前の陸軍と比べればまだましか。喫水線下にある暗い部屋のテーブル上に負傷兵を横たえる。ラム酒を一口含ませ革片を噛ませただけで、周りの者が負傷兵の体を押さえつけ、肉はナイフで骨は鋸で切り落としたという。麻酔は当然無い。彼の名前を不滅にしたのが、1805年のトラファルガー海戦。フランス・スペイン連合艦隊を撃滅し、ナポレオンのイギリス上陸の野望を打ち砕く。イギリス海軍は大勝利だったが、接近戦を得意としていたネルソンは、旗艦ヴィクトリー号上で敵兵に狙撃され戦死している。ロンドンのウェストミンスターにあるトラファルガー広場の元の名は、ウィリアム4世広場。ネルソンの功績を称えるため改称され、彼の銅像もあるという。英国海軍士官養成学校である、ダートマス王立海軍兵学校に掲示されている軍人の肖像画は多い。その中でもネルソンは別格であり、胸像が建立されているのもうなずける。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『安心課税(アンシンカゼイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:27人で終わるのが、ピッチャーの理想。