2017-05-03から1日間の記事一覧
吉田兼好著『徒然草』二百二十五段から。 「多久資が話したという。信西入道通憲(しんざいにゅうどうみちのり)が舞いの手振りの中でおもしろいことの数々を抜き出し、磯の禅師という名の女に教えて舞わせた。その折、烏帽子をかぶって白い水干(糊を使わず…
吉田兼好著『徒然草』二百二十五段から。 「多久資が話したという。信西入道通憲(しんざいにゅうどうみちのり)が舞いの手振りの中でおもしろいことの数々を抜き出し、磯の禅師という名の女に教えて舞わせた。その折、烏帽子をかぶって白い水干(糊を使わず…