2017-01-02から1日間の記事一覧
杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』七十三段。 「常緑樹の多い木立に、烏が塒(ねぐら)をつくっているのはよいけれど、寝相が悪いのか夜中に一羽、地上へころがり落ちて、仕方なく木から木へ伝わってもとの塒へもどりながら、寝ぼけ声でカアと鳴く…
杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』七十三段。 「常緑樹の多い木立に、烏が塒(ねぐら)をつくっているのはよいけれど、寝相が悪いのか夜中に一羽、地上へころがり落ちて、仕方なく木から木へ伝わってもとの塒へもどりながら、寝ぼけ声でカアと鳴く…