杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』五十二段。 「われ賢げに袍の脇を開けて仕立てさせ、鼠のしっぽさながら着物のうしろに曳く裾(きょ)を折り曲げて、これも几帳に掛けているのだろうと思うと、想像するだけでうんざりさせられる。武張った官職に…
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