その駅に下り列車で入線する時には独特の味わいがある。列車は右カーブを描いて山裾を縫う。右手斜面にしがみつく寺院、民家が車窓に迫る。左手軒先の切れ目すぐ近くに船のブリッジや煙突が見える。港がすぐそこ。駅の北側が山、南側が海らしい。水銀を流し…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。