松島海岸に建つ宮城県有形文化財。こけら(ヒノキの薄板)葺きの寄棟造。十八畳、二間に縁側を設えた平屋構造。「瀾」は「さざ波」の意。桃山時代特有の豪華な障壁画が目を引くものの、かなりくたびれ果てている。元は、伏見桃山城にあった茶室。伊達政宗が秀吉から拝領後、品川の藩邸に移築。更に二代藩主忠宗により現在地に海路移送。維新を迎えるまで、藩主と家族の観月会、及び幕府巡検使の接待に使用されたらしい。幕末まで、お供が利用する棟、台所、馬屋など、10を超える棟が周囲にあったという。入館料、大人200円。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『静寂、宝庫(シジマホウコ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:太平記の作者。